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奨学生インタビュー 朝日奨学会で働く女性対談・ASA高輪・平山さん×下村さん
ーまずはじめに奨学生になろうと思ったきっかけを教えてください。

下村一実(以下:下村)私は音楽の勉強をしてるんですけど、芸能関係は将来が見えないので親の反対もあって…。
自分の力で通うしかないと思ったんです。学校で奨学制度を知って、これなら通える!これでしか通えない!と思いました。
平山有里奈(以下:平山)私は兄弟もたくさんいるし、高校卒業後は親に負担かけるのが申し訳なくて、自分の力で学校にいけたらなぁと思ったのがきっかけですね。

ーそれまで新聞奨学生という制度を知らなかったわけですよね。不安はありませんでしたか?

下村両親に奨学制度のことを話したら、たまたま知り合いの人が朝日奨学生で。ちゃんと学校にいけるよって教えてもらったので安心して上京しました。
平山すごい偶然だね!私は、前日は不安でいっぱいで。物覚えが悪いので仕事ができるかなぁとか、ひとり暮らしもはじめてだし、自己主張も上手にできるタイプじゃないのでみんなと上手くやっていけるか不安でした。
下村有里奈が3月の中旬に赴任して、私がちょっと遅れて下旬に来たんだよね。
平山同じ歳の女性が来たので嬉しかったんだけど。はじめて一実を見たときは…。ギャルだ!仲良くなれるかなぁと思った(笑)
下村それ直接言われました(笑)

ー女性の新聞奨学生もたくさん活躍してますが、仕事面などの不安はありましたか?

平山一度にたくさんの新聞を持てるかなって心配はありました。朝刊はチラシがたくさん入るし厚みがあるので最初は30部くらいで「もうだめだ!」って感じだったんですが、今では50部から60部くらいは持てるようになりました!
下村そうそう。最初はすごく重くて、バイクに積んだあともバランス崩して倒しちゃったりしてね。
平山最初は、道順を覚えるために配達ルートを歩いて回ったよね。私は1週間くらいでようやくペースがつかめて、1~2ヶ月くらいで順路帳も見なくなりました。
下村このお店は女性の新聞奨学生が4人いて、みなさん優しくて親身になって話しを聞いてくれるので、精神的な面ですごく助かりました。
平山最初のころは、こっちに来る前にランニングくらいやっておけばよかったと思ったけど、やってみると体力というより慣れの部分が大きいよね。

ー仕事は2ヶ月もあれば慣れるんですね。早起きはできましたか?

下村遅刻は最初の方がしませんでした。慣れてきちゃうとこの時間で大丈夫って油断しちゃって…。
平山そうそう。最初のころは大丈夫なんだよね。予定より1時間以上も早く目がさめちゃって。今は時間になると自然と目がさめます。

ー慣れるまでは、眠たいとか辛いとかありませんでしたか?

平山いっぱいいっぱいになったときは両親や友達に電話して愚痴を聞いてもらってました。あとは、お客さんから「がんばってるね~」「いつもご苦労様~」って声をかけられると、がんばろうって気持ちになりますね。
下村私は常に何かに熱中しているのが好きなので、仕事やって学校行ってっていう忙しい毎日が充実していて楽しいなーって。
平山一実は体力あるもん。後は、お金の管理もはじめてで大変でした。お給料があるので毎月の生活はぜんぜん問題ないんですが、卒業後のことも考えて貯金しているので。
下村ケータイ代とかね! そういえば、うちの学校は保護者会というのがあって両親をライブに招待する催し物があるんですね。東京まで両親が観に来てくれて、その時にお母さんがつくってくれたゴハンがほんっっっとうにおいしくて!親のありがたさと優しさが身に染みて泣いちゃいました。
平山離れてみて分かることだよね。その他は、紙を扱う仕事なので手があれるのもちょっと辛いかも。雨の日の配達後は特に念入りにハンドクリームを塗ってケアしています。

ーやっぱりそれぞれ苦労も違うんですね。休日はどんな風にすごしていますか?

平山どこかにふらっと出かけたり、家で絵を描いたりしていますね。部屋でひとりで絵を描く時間が好きです。
下村休日は学校にいって曲をつくっていることが多いですね。最近は演技にもチャレンジして、舞台の稽古もしています。
平山何度かマンガ借りに来たこともあるよね。
下村うんうん。あったあった。

ー最後に奨学生を志す皆さんにメッセージをください。

下村今まで何でも中途半端でやめることが多かった私も、これだけは絶対つづけると決めて上京してきました。
失敗して落ちこむこともあるけれけど、周りの人も支えてくれますし、ちゃんと見てくれているので、叶えたいものを持っていれば挫けずにつづけられると思います。
平山人間的に成長できる部分もすごく多いですし、仕事は気づいたらできるようになっています。体力のない私でもできたので、勇気をだして飛び込んでみてください。